最近では大型スーパーも各地に出来ていて、百貨店と同じように3階建て以上の店舗に、様々な商品が売られていて、スーパーと百貨店の差が感じにくくなっている、と思ってしまいます。

では、百貨店とスーパーの大きな違いは、いったい何でしょうか?
私は、販売方法の違いが大きい、と思っています。
スーパーでは、基本的にセルフサービスで商品を選びますが、百貨店では、対面販売という方式をとっていて、お客様一人に対して店員が対応をして、商品を選んだりします。

スーパーにはスーパーの、百貨店には百貨店のメリット、デメリットがあります。
最近の百貨店では、スーパーマーケット事業への進出をしているところも多く、百貨店という販売方法が、時代の流れに合わなくなってきている、という面を、百貨店事業者自身も感じているようです。

ただ、個人的には、スーパーマーケットへの進出は、あまりいい傾向ではない、と感じていて、それは何故かというと、百貨店の事業者には、百貨店を利用する客層のニーズに究極までこだわってほしい、と考えるからです。
スーパーを頻繁に利用する客と、百貨店を主に利用している客では、その質がまったく異なっている、と思えるからです。

どんなに百貨店の業績がよくても、そのやり方をそのままスーパーに持っていけば、客層がまったく異なるため、失敗に終わってしまうでしょう。

それぞれ異なるノウハウが大事になってくる、と思われるので、百貨店には百貨店を突き詰めてほしい、と感じています。



 

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